Python

Python – ⑨ プログラムを.pyファイルにまとめる(前編)

ファイルに書く

 今まで変数やif文、関数などを扱った時には『Python IDLE』というのを使ってきました。一行ごとに入力してはエンターを押して実行し、また入力して実行して、入力→実行→入力→実行の繰り返しでした。

 

 ひとたびエンターを押すと前の行に戻ってコードを編集することができなくなります。もしさっきのコードに手直しを加えたいと思ったら、新しい行に位置から書き直さなくてはなりません。

 

 また一度『Python IDLE』を終了すると、もう一度起動したときに前回と同じものを使うには、再度同じ内容を一文字ずつ打ち込んでいく必要があります。これってとても面倒だと思いませんか?

 

 そこで一度書いたコードを保存しておいて、後からでも使えたり修正できたら便利ですよね。こういう場合にはコードを『Python IDLE』に打ち込むのではなく、ファイルにまとめておくことができます。

 

 実際にファイルを利用して利便性を体感しましょう。まずは『Python IDLE』の左上のメニューの中に[File]という項目があるのでそこをクリックします。そうするといくつかの選択肢が表示されますので[New File]を選んでください。

 

 

 同時にもう一つのウィンドウ(画面)が開くと思います。これがファイルにコードを書き込むための場所になります。

 

 

 試しにコードを入力していきましょう。サンプルとして以下のコードを使用してみてください。

 

hello='Hello, World!'
print(hello)

 

 

 今まで使っていたのと違って、入力を始める位置に『>>>』が無いので少し違和感を覚えるかもしれません。しかし前の行に戻って既に記述済みのコードを編集できることが確認できると思います。

 

 次にコードを書いたファイルを保存しましょう。画面左上の[File]を押して[Save]を選んでください。

 

 

 『名前を付けて保存』という新しいウィンドウが開きますので、名前を『hello.py』にしてドキュメントに保存しましょう。

 

 

.pyとは
 『.py』というのは拡張子(かくちょうし)と呼ばれるもので、ファイルの種類を示すものです。例えば
 
 写真 → 『.png』、『.jpg』、『.gif』
 音楽 → 『.mp3』
 Word → 『.docx』
 Excel → 『.xlsx』
 
 のように決まっています。Pythonは『.py』です。

 

 保存が完了したらいよいよプログラムを実行する番です。左上の[Run]から[Run Module]を選ぶと、先ほどのコードが読み込まれて実行されます。

 

 

 すると何やら青い文字で『‘Hello, World!’』と表示されていますね。保存したファイルに書いたのは以下のコードです。

 

hello='Hello, World!'
print(hello)

 

 確かにファイルの中身が上の行から順番に実行されているのがわかります。どうでしょうか。ファイルに保存すれば、ファイルの中身に書いたことは一気に実行してくれるのです。

 

ファイルを編集する

 正しく動作しているのが確認できたところで、次にコードを編集してみましょう。再び編集画面に戻って以下のように改変します。

 

x=10
y=5
print(x+y)

 

 実行します。手順は[Run] → [Run Module]です。すると『15』と表示されているのがわかると思います。またまた成功です。

 

 最後にPythonを終了してからもう一度開く方法を紹介します。まずは『Python IDLE』を開いてください。次に左上の[File] → [Open]を選択します。『開く』画面が出ますので『ドキュメント』から『hello.py』を開きます。

 

 

 また編集画面が出現するので自由に編集してみてください。

 

まとめ

 新規ファイル:[File] → [New File]
 既存のファイルを開く:[File] → [Open]
 保存する:[File] → [Save]
 
 この3つは使えるようにしておきましょう。ファイルにまとめる関連のテクニックは次回も紹介します。次の回へ進みましょう!