Python

Python – ④ 辞書型・タプル・コメント

辞書型

辞書型はリストに似ていて、多くの文字列や数値、変数を一度に扱うのに向いています。ただしリストよりは少し複雑です。(リストがわからないという方はコチラをご覧ください)

書式

>>> 辞書型={キー:値,キー:値,キー:値・・・}

『キー』と『値』のペアを『:』(コロン)を間に挟んで設定します。ペアとペアはリストと同じように『,』で区切ります。一例を見てみましょう。

>>> dictionary={'Apple':'iOS','Google':'Android','Microsoft':'Windows'}

‘Apple’』と『‘iOS’』、『‘Google’』と『‘Android’』、『‘Microsoft’』と『‘Windows’』がそれぞれペアです。辞書型もリストのようにたくさんの値を要素として格納できますが、異なる点もあります。リストでは次のように要素を取り出していました。

>>> array=['AAA','BBB','CCC','DDD','EEE']
>>> array[1]
'BBB'

先頭からの番号で指定する方法です。それに対して辞書型では次のようにします。

書式

>>> 辞書型[キー]

キーを指定するとペアである値が取り出されます。

>> dictionary['Apple']
'iOS'
>>> dictionary['Microsoft']
'Windows'

辞書には新しい要素を追加できます。

書式

>>> 辞書型[新しいキー]=新しい値

例えば上のdictionary辞書に新しい要素として『‘free’』と『‘Linux’』のペアを追加してみます。

>>> dictionary['free']='Linux'

中身を見てみましょう。

>>> dictionary
{'Apple':'iOS','Google':'Android','Microsoft':'Windows','free':'Linux'}

最後に『‘free’』と『‘Linux’』のペアが追加されているのがわかります。

リストと同様、辞書型にもメソッドを使うことができます。辞書型に使える代表的なメソッドは『keys()』、『values()』です。『keys()』は辞書内の全てのキーを、『values()』は全ての値を取り出すものです。

書式

>>> 辞書型.keys()
>>> 辞書型.values()
>>> letters={1:'あ',2:'い',3:'う',4:'え',5:'お'}
>>> letters.keys()
dict_keys([1,2,3,4,5])
>>> letters.values()
dict_values(['あ','い','う','え','お'])

タプル

タプルはほぼリストと同じです。リストと唯一異なるのは要素を追加、削除できない点です。定義をしたら変更できません。

書式

>>> タプル=(要素,要素,要素,・・・)

また、要素の取り出し方もリストと全く同じです。

書式

>>> タプル[先頭からの順番]

実例です。

>>> animal=('dog','cat','fish','monkey')
>>> animal[3]
'monkey'

コメント

コメントはプログラム中に書く注釈・説明のようなもので、実行するときには無視されます。

書式

>>> プログラムコード #コメント

#』の後にコメントを書きます。コメントには「このプログラムコードは~という意味です」などを書きます。

>>> x='abc' #xに'abc'を代入しています。
>>> y='ABC' #yに'ABC'を代入しています。

コメントには日本語入力が可能です。『#』以降は無視されていますので、プログラムの意味的には次と同じです。

>>> x='abc'
>>> y='ABC'

これ以降は解説のためにコメントを多用しますが、面倒であれば書く必要はありません。

今回はここまでです。次の回も頑張りましょう!ありがとうございました。